CMS:Joomla! を知る (3) - アクセス権制御

 2020/05/20(水) 11:10  

Joomla! を採用する理由の中で、最大の部類に入るものが「アクセス権」制御のきめ細やかさです。
個々の登録メンバーをアクセス権で制御できることで、サービスの選択幅が広がり、様々にウェブサービスを展開しやすくなったり、また種々のサービスを連携させることが出来るようになります。

今回のブログでは、このアクセス権制御に係る「ユーザグループ」と「アクセスレベル」についてご紹介します。

Joomla! とアクセス権

今回のブログテーマを詳細にお話をする前に、Joomla!(ジュームラ)をあまりご存知でない方に向けて、まずは前提となる情報をお伝えした方が良いかもしれません。

Joomla! は、ウェブサイトの制作/運営を行うための、CMS と呼ばれるWEBアプリケーションであり、様々な機能を有しています。その様々な機能の根幹を成すものが、「アカウント登録」です(もしアカウント登録という言葉がピンと来ない場合は、「ユーザ登録」とか「メンバー登録」という言葉に置き換えてみて下さい)

このアカウント登録は専用フォームから実行しますが、本登録の核となる情報は「ユーザ名」と「パスワード」、そして「メールアドレス」となります。名前や所属、住所や電話番号といった個人情報をアカウントに紐付けることもできますが、それらは、システム的には必須ではありません。

通常のウェブサービスでは、アカウント登録を求める際には「プライバシーポリシー(個人情報保護方針)」や「利用規約」を示し、登録者の同意を得るようにします。

記事の各種アクセス権設定
記事に関するアクセス権の設定画面です。各ユーザグループ毎にコントロールが可能となっています。

ウェブサイト(システム)から閲覧者を見れば、アカウント登録を行う前は「ゲスト(Guest)」又は「一般閲覧者(Public)」という扱いとなり、アカウント登録後は「登録済ユーザー(Registered)」となります。システム的に、この「Registered」と取り扱うことが「アクセス権」を考える上での最初のステップとなります。

アカウント登録者は、登録した「ユーザ名」と「パスワード」を使って、サイトにログインを行うことになりますが、このログインを経ることで、システムは、閲覧者を「登録済ユーザー(Registered)」である、と認識をすることができ、一般閲覧者(Public)」と区別したウェブサービスを提供できるわけです。

また同様の考え方で、ウェブサイトの運営には、「サイト管理者(Administrator)」という管理者独自のアクセス権限が与えられます。

そして、これまでに登場した「Guest」「Public」「Registered」「Administrator」を、Joomla! では「ユーザグループ」と呼んでいます。

複数のアクセス権を設ける

ウェブサービスの展開を考える際には、一般閲覧者か登録済ユーザーか、という区別だけでは不十分な場合がほとんどです。つまり、アカウント登録者を細分化する必要性が出てきます。

この細分化は、閲覧者側と管理者側の2つの側面から検討する必要がありますので、サイト規模によっては10件を超えるユーザグループを設定することも珍しくありません。必要に応じて、ユーザグループやアクセスレベルを増やし、且つ、ユーザグループ毎にきめ細やかなアクセス権限の範囲を設定できるのが、Joomla! の特徴のひとつとなっています。

アクセスレベル

複数のユーザブループを用意した後は、実際の利用に都合が良いように各ユーザグループを「アクセスレベル」に割り当てていきます。この複数のユーザグループを割当て作られるアクセスレベルにより Joomla! を構成する記事や各種機能を誰が利用できるか、を決めていくことができるようになります。

アクセスレベル設定
ユーザグループを割り当てるアクセスレベルの設定画面です。

Joomla! の利用を始めたばかりの頃は、このユーザグループとアクセルレベルの関係がよく理解できないポイントとなりがちですが、Joomla! の能力を最大限引き出すには、これをしっかりと理解する必要があります。

これを正しく理解し、利用できるようになりますと、例えば、ある特定のユーザグループに属するユーザしか閲覧できない記事やカテゴリを作れます。

つまり、「会員向けサービス」を作成することが可能となります。

記事のアクセス権を設定する
記事を作成する際、アクセス権でユーザグループを選択することで「誰が記事にアクセスできるのか」をコントロールすることが可能です。

会員サイトをつくる

これまでご説明させて頂いた概念をしっかりとマスターして Joomla! に設定を行なっていく際には、実際、豊富な実務経験が必要となります。何度もトライ&エラーを積み重ねなければ、適切な設定を行うことが難しい場合があります。

例えば、会費を自動徴収する会員サイトをつくる場合には、金銭が絡むため、特に慎重さが求められますが、残念ながら、Joomla! 初心者が適切な権限設定を行うことはまず期待出来ません。

しかし、ご安心ください!
4CREATOR JAPAN にご依頼頂ける場合は、時に複雑となる「ユーザグループ」や「アクセスレベル」の各種設定をすべてお任せ頂けます。

クライアント様は、サイト運営上必要となることをマスターするだけ良いのです。

会員向けサイトの展開をお考えなら、ぜひ経験豊富な 4CREATOR JAPAN にご相談下さい。会費等を自動で徴収する仕組みなど、様々なご提案が可能となっております!

最終修正日 2020/05/20(水) 19:01
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